2015年2月20日金曜日

パンクファッション


わんばんこ


ファッションの話なんですけど。
パンクファッションって、鋲ジャンやらクラストパンツやら、DIYが根底にありますよね?
ごもっともだと思います。
自己主張で武装してなんぼの世界。
そこにルールは無くて、カッコ良さと奇抜さを追求して、結果カッコ良ければそれが全てだと思う訳です。
時は経ち、DIYで反骨が美徳とされるパンクファッションも、手を加える必要の無いある意味で完成形としてのアイテムを手軽に購入出来るご時世になりました。
パンクギア専門のブランドがハイブランドを越えるクオリティとセンス&ハイプライスでストリートを席巻しつつあるのではないのでしょうか。

実際、定番・名作とされる往年のウェアの焼き直しとされるアイテムも、元の型をしっかりと研究して、現代的にアレンジを加えて見事に洗練されて生まれ変わって世に出回っているものも見受けられます。
革ジャンなんて、今の日本のブランドが作っている商品のクオリティとシルエットは昔の比じゃないくらいに完璧だと思います。
パンクファッションバブル到来と言っても全然言い過ぎじゃない環境なのでは?

そんな中で、懐古趣味・主義全開でそれらに見向きもせず、否定一辺倒な姿勢はいかがなもんかな?と。
また、これ見よがしにパンクブランドで全身武装してブランドの歩くカタログ化というのもどうでしょう???
それらに中立で当たり障りのない立場が正解だとも思いません。

屈強な攻めるDIY精神が骨格となり、新旧織り交ぜて魅せることのできる柔軟なセンスを併せ持った自己主張こそ、斬新でカッコ良い。
と俺は考えるし、そうありたいと思っています。




さてこちら。
ハードコアパンク御用達となったAlpine Starsの鉄板ブーツですが、これを生み出したデザイナーもそんな事になるなんて思いもしなかったでしょう。
初期の5本ベルトバックル式から、機能美を追求してワンタッチのガッチャンコ式となったHi-Pointモデル。
今回俺のドナーとなったのはアルパインのSuper Victoryというモデルの赤。
極上デッドストックのコンディションで譲ってもらったのはいいけど、とてもとてもこのダッサいガッチャンコ仕様では履けません。
こうなったらもぉ〜ムズムズが治まらない。
すぐさま日暮里に単車を走らせ材料の調達。
バックルの品揃えがイマイチだったので、Webのレザークラフトショップも数件物色して発注。この際ってことで持っていなかったサイズの美錠抜きとか打具も注文。
気がついたらレザークラフト用の工具も大分揃ってきた。ニヤニヤw

ガッチャンコのカシメ頭をドリルで揉んで、ニッパでこじって外す作業。
これが地味に時間がかかる。
次にバックル部分の製作。7本仕様にしたから計14個(笑)
ベルトは2cm幅。
6本にしようか迷ったんだけど、Johnsonsのヴィンセントブーツのドメスちっくな雰囲気も加味したかったから7本にした。
全部終わった後に思い立って、ベルト1本だけ黒に付け替えて1周させた。
これはFrankThomasをパクった。
まるまる1日潰したけど、FBでたくさんのいいね!を頂いたのでヨシとします(笑)
これぞ最強のアルパインっしょ???


before

 after




xoxo Die Mascaras