今日暑かったなー。
静岡で34℃だって!?
内なる熱さを持っているワタクシにとって、気温が上がるのは嬉しくありません。
女性が薄着になっていくのは嬉Cです♥
夕方、変な陽気のせいで一時間ばかしうたた寝をしてしまい、◯◯◯チャンと結婚する夢をみて、とてもコーフンしてしまった(笑)
さて、マジメなお話DEATH。
修理車輌のTRIUMPH T90 (350cc)
夢と現実の狭間でモンモンとしながら作業に取りかかります。
キックアームのリターンスプリングが折れたのを直して、ミッションオイル・エンジンオイルを交換。
オーナーが「走っているとキャブからパンパンッ♪て凄いんですよ〜」って言っていたので、
エンジンをかけてみると‥‥
かかりずらい。
スロットル全開にしてキックすると始動。
パンッパンッパンッ!!!
キャブのファンネルからかなりの勢いで混合気が吹き返してくる。
これは、おかCです。
エンジンは始動=爆発してるから、プラグに火は飛んでるし、ガスも燃焼室に行っている。もちろん圧縮もある。
さてどうしたものか?
エキパイに手をかざして排気温度をチェック。
すると、左側が冷たいままDEATH=爆発してないってこと。
この車輌は2気筒のワンキャブだから、左右必ず均一に混合気が燃焼室へ吸い込まれます。
火も飛んでいて、混合気が左右同条件なのに左の気筒だけ爆発していないということは、エンジン側に問題があることになる。
そもそも、キャブから吹き返しがあるということは、爆発後の排気行程がうまく作用していないからである。
分かり易く言うと、食べたら消化して出すべき所から出さないと具合が悪くなってしまうとゆーコト。
で、ロッカーカバーのキャップを4個全て外して、クランキングしながらバルブの動きをチェック。
すると‥‥、左側の排気バルブが動いていない!
プッシュロッドが外れて、ロッカーアームが作用していない。
早速ロッカーカバーを外してみると‥‥
コイツが問題のプッシュロッド。
先端が何やらおかしな事になっとる。
歪み&削れたか潰れたかで、長さも変わっちまっている。
これが原因でロッカーアームからロッドが外れてフリーになってしまい、バルブは閉まったままの状態になっていたのである。
そりゃぁ排気しねーわな。
多分、こういう"もしも"の時にカムやロッカーアームを痛めないようにわざと弱いアルミ製で構成しているんだろうけど、ちょっと弱すぎるよな〜。
こういう低品質を目の当たりにすると、MADE IN JAPANの産業革命以降の高品質を再認識するな。
ともあれ、トライアンフのプッシュロッドトラブルは結構耳にするので、タペットクリアランスの調整は要注意DEATHよ!
以上メカ談義でした。
xoxo Die Mascaras