2013年6月9日日曜日

アウトローポーザー


こんばんばばん

久しぶりに、溜まりに溜まった毒を吐こう。

とは言っても、溜まりすぎてて何から書こうか。


ポーザー。

俺が勝手に名付けた、”アウトローポーザー” について。
男なら誰しもが不良への憧れは持っている。
そんな憧れを抱かせた不良達は、リアルなならず者であり、銀幕のスターであり、極道であり、紳士でもあった。
共通して思う事は、その存在に説得力があった。
だから惹かれたんだと思う。

がしかしだ。

アウトロースタイルって横文字に踊らされ、表層だけを真似て存在する男のカッコ悪さといったら何だ!
リアルなものなんて最初っから持ち合わせていないので、自分はこれ位って線引きして控えめに自己を形成する。
出る杭になれないにわか者が集まって、どんぐりの背比べ的なアウトローステイタスを共有せんとする。
上っ面だけを真似ているだけだから、中身なんてありゃしないのね。
どうせなら、生き様とか仁義・所作までも真似てみたらどうなんだ?
俺が憧れたアウトローは両方持ち合わせていた。

バイカーで言えば、エンジェルス然りカミナリ族も然り、昔のライダー達は自分のマシンは自分で面倒みていた。
トラブルに自分で対処できて当たり前。
それが彼らのステイタスだった。
そんなステイタスありきで、腕っぷしやファッションで自己主張するんだからカッコいいわな。

俺も、そんな生き様に魅せられて、曲がりなりにも足りないものを貪欲にどんどん吸収していった。
若くして分不相応な旧車に跨がるからには説得力を持たせたかった。
愚直なまでに、そうあるべきだって信じて来たよな。
まぁ、金がかかるから自己完結出来る様にしようって建設的な考えもあったけど、何よりナメられたくなかったし。
今でも意識している。


あくまで俺の考えだから滅多に口にする事は無いけれど、いざアウトロー憧れ坊ちゃんライダーのマシン(大抵汚いし整備が行き届いていない)を目の前にすると、イラっとくる。
テメェのメンテ不行き届きからの弊害なのに、それを棚に上げて、二言目には金が金が〜って。
話脱線するけど、学生気分引きずった社会人も二言目には金がないって言うよな。
みっともねぇぞアレ。

とどのつまり、ポーズでそれっぽい単車乗っているから、動きゃいいんだよな。
所有しているだけで、乗りもしないっていう輩もいる。
愛着なんてありゃしない。
整備しない、掃除しないで朽ちた状態をアジとかのたまう馬鹿ほど薄っぺらいもんは無い。吹けば飛ぶような存在。

あと、一生ものとかいってウン十万の革ジャンやら大枚叩いて革製品買う人いるけど、本当に一生使う人っているの?見た事ないけど。


…………って色々と”個人的” には思ってたりする。
決して表には出さないけど!
オカシイかね?
そうなら褒め言葉と受け取るわ。



xoxo Die Mascaras