2012年8月10日金曜日

CINEMASCARAS


今日はほぼ休み!?
話題のヘルタースケルターを観に行ってきた。
品川プリンスシネマってはじめて行ったんだけど、空いてるし落ち着いている雰囲気が気に入った。

肝心の内容は‥‥
原作の存在すら知らずに観た訳だが、正直ぶっ飛んだわ。
見え見えのエンターテイメント性とテンポ良い場面展開は2012年そのものだったけど、登場人物の心理・情感を反映した魅せ方が実に素晴らしい!
無意識に惹き込まれたし。
キャストのハマり具合も見事!エリカ様のハマり具合も♡
主人公リリコ=沢尻エリカそのものなんじゃ?と思わせるほど。
ダブる部分が多分にあるから抜擢されたのだとは思うが。

綺麗になれば強くなれると己に言い聞かせ、全身整形によって手に入れた美貌で栄華を極めるが、その陰で満たされぬ心の隙間・闇との葛藤に苦悩する。
栄枯盛衰、光と陰、恐怖、無関心、狂気、プライド。
傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲の七つの大罪を彷彿させる。

一瞬にして崩れ行く名誉、忍び寄る終焉の時。
クライマックスで主人公リリコが口にしたセリフは鳥肌モンだった。
嘲笑する世間を一蹴し、命がけで誇りを貫き通したリリコの生き様はカッコよすぎ。
リリコの妹の一言、お姉ちゃんは強いから綺麗になれるんだよ。

強くあれば何だって出来るんじゃないか?
猪木イズムに通ずると思ったのは俺だけか‥‥‥

野郎の俺でも自らにダブらせてみると当てはまる事が多々あり、実は非常に深い題材の作品だと思う。

って、真面目に語ってみたが、ミーハー根性丸出しで観ても面白いよ。
とにかくエリカ様カッケーわ!ありゃPUNKだね。
まるで媚びてないもんね〜。



10日後に迫りました!
今回は調子こいてイベントTも制作。
GOATSHEEP氏による渾身のデザイン。
当日、極少数(両手両足くらいかな!?)のみ販売します!
ヨロシクね〜!



xoxo Die Mascaras