2011年4月16日土曜日

気仙沼から

ヤフオクでバイクのパーツを物色していたら、気仙沼からの出品があった。
モロに津波の被害を受けたバイク屋の主がストック車輌(旧車)の再生のために店舗とは別の自宅に保管しておいたパーツだという。
自宅は無事だったが店舗が全壊し、車輌も流されてしまったため、レストアは断念。
また、今後の生活再建の費用捻出のため売却するという。

同業者ということもあり、勝手ながら自分に置き換えて心中を察すると何ともやりきれない。
バイクを生業にしているのだから、言わずもがなバイクを愛しているだろう。
そのバイクが流され、断腸の思いで絶版パーツを売却している。
命が助かったとはいえ、その悲しみとストレスは計り知れないもので、さぞ意気消沈していることと思う。

このバイク屋の主の身辺が再建し、レストアに専念出来る状況になった時には時代堂の主として何らかのかたちで協力したいと思う。
それが俺にできる、俺だから出来る支援だ。

xoxo Die Mascaras