2011年4月26日火曜日

TX750

時代堂のお客さんのナイスな車輌を紹介。

1972年、空冷4サイクル並列2気筒OHC 
ヤマハのナナハン、TX750
70年代、国内マーケットの主流は多気筒エンジンの大型バイクへと移行していくなか、ヤマハだけは違った。
ホンダはCB750FOUR、スズキのGT750、カワサキは750SSと多気筒のモデルが出揃う中、軽量でスタイリッシュ、スポーティーな運動性に拘り、XS-1で培った技術を元に振動軽減のためのバランサーを内蔵した新設計エンジンを搭載したツインエンジンで敢えて対抗した。

しかし、他社の高性能マルチエンジンの絶対性能には及ばず、また、ユーザーが大型バイクにじゃじゃ馬的量感を求める時流もあって、発売時から吹かず飛ばずなモデルとなってしまった。


吠えるような歯切れのいい排気音で、加速も豪快でいいんだけどね。
俺は好き。
運動性を追求しただけあって、操案性は抜群だ。


まるで変な英車みたいな、オンリーワンなエンジン。


TX750も例に漏れず。
何事にも"他に迎合しない"あまのじゃくな個性、B級(BのA)を求める我々(誰?)のスタンスに今日もブレはない。

xoxo Die Mascaras