2010年11月30日火曜日

いにしえのパーツ

今日はマジメな内容。
時代堂の秘蔵っ娘パーツを紹介。

1969年式 ヤマハ TD2(1968年にGP参戦を中止したヤマハが一般ユーザー向けに市販の競技車輌として発表)から採用された4リーディングダブルパネルドラムブレーキホイール。
以降、1970年TR2、1971年TD3、TR3、1973年TZ250、TZ350に採用されている。
仕様Hリム18インチに対してこのパネルの大きさ。世界で一番大きいドラムブレーキ。
リンケージアームはアルミ製でレーサーならではの質実剛健な造り。
メッシュ部分の窓とハブを一周するフィンは強力な制動力から発する熱を逃がすためのもの。
こっちはリア。

このパーツに始まり、世界各国のメーカーが同じようなドラムブレーキを販売した。
グリメカ、大阪のカンリン(関西輪業)など。
カワサキではA1R、KR−2、KR−3、A7−RS、H1Rらのレーサーにも使われている。
けど、品質・ルックス共にヤマハには及ばない。

師匠から譲り受けたものだから売らないけど、売ったらW1一台買える金額になります。
これ眺めているとウットリニヤニヤする。
そしてコーヒーが美味い。

xoxo Die Mascaras